月額500円のサービスは、単体で見ると解約する気にもならない金額です。ただ、それが5つ集まれば月2500円、1年で30000円になります。動画配信、音楽、クラウドの追加容量、有料アプリ、ジムの会費。契約した時期がバラバラだと、合計でいくら払っているのか自分でも把握できていないことがよくあります。

まず「何に入っているか」を書き出す

節約の話をするといきなり解約から入りがちですが、その前にやることがあります。今どのサービスにお金を払っているのか、一覧にすることです。

クレジットカードの明細を3か月分さかのぼると、だいたい出そろいます。毎月同じ日に同じ金額が引き落とされているものが候補です。年払いのものは12か月分見ないと出てこないので、そこは見落としやすいところです。キャリア決済やアプリストア経由の課金は、明細だと「Apple」「Google」とまとめられて中身が分からないので、端末の設定画面から確認したほうが早いです。

書き出してみると、たいてい2つ3つは「これ何だっけ」というものが出てきます。

判断に迷ったときの基準

使っていないなら解約、で終われば簡単なのですが、実際は「たまに使う」ものが一番迷います。

ひとつの目安として、直近1か月で一度も開いていないサービスは、いったん止めてしまっていいと思っています。また使いたくなったら入り直せばいいだけです。月額制は再契約のハードルが低いのが救いで、そこが年間契約や解約金のある契約との違いです。

逆に、使用頻度が低くても止めないほうがいいものもあります。写真や書類を預けているクラウドストレージは、解約するとデータが消えてしまうことがあります。この手のサービスは、中身を移してから止める順番で考えたほうが安全です。

手続きが面倒なのは向こうの都合

解約ページがどこにあるのか分かりにくいサービスは、正直けっこうあります。設定の奥のほうにあったり、ヘルプページから飛ばされたり、アプリからは解約できずブラウザ経由しか受け付けていなかったり。あの面倒くささで諦める人を見込んでいるのだろうな、と思うこともあります。

そういうときはサブスク解約リンク集が便利で、主要サービスの解約ページに直接飛べるようまとめてあるものを使うと、探す手間がかなり減ります。特にdアニメストアU-NEXTなど、他サービスと一緒に契約していてそのままになっているものなどもリンク集から飛べるため、手間がかかりません。

タイミングも見ておきたいところです。日割り返金のないサービスだと、月初に解約しても月末に解約しても支払額は同じです。急いで止めて残り20日分を捨てるより、更新日の直前まで使い切ったほうが得します。

増やさない工夫のほうが効く

一度整理しても、無料お試しから入ってそのまま継続、を繰り返すと元に戻ります。無料期間のあるサービスに登録した日に、その場でカレンダーへ終了日の2日前を入れておく。これだけで、意図しない課金はかなり減ります。

サブスクは、契約するときだけ意識して、その後は意識から消えるようにできています。年に2回くらい明細を眺める習慣があれば、それだけで数万円は変わってきます。