家計簿が続かない原因と続けるためのコツ

家計簿を始めるとき、細かく項目を決めすぎると分類に迷って挫折しやすくなります。最初は大まかな項目だけで十分です。

固定費と変動費を分けて考える

まず支出を「固定費」と「変動費」の2つに分けましょう。固定費は家賃や光熱費、保険料など毎月決まった金額が出ていくもの。変動費は食費や交際費など月によって変わるものです。

金融庁でも家計管理の基本として、収入と支出をきちんと把握することが推奨されています。

おすすめの項目分け例

固定費 変動費
住居費 食費
水道光熱費 日用品費
通信費 交際費
保険料 娯楽費

ざっくりから始めて徐々に細分化

最初から完璧を目指す必要はありません。「食費」だけでスタートして、慣れてきたら「外食費」を分けるなど、少しずつ自分なりに調整していけばOKです。

記録する時間とタイミングを決める

家計簿が続かない最大の理由は「記録する時間がない」こと。でも、毎日の行動の中に家計簿タイムを組み込めば自然と習慣になります。

日常の行動とセットにする工夫

「夕食後にお茶を飲みながら」「寝る前にベッドで」「通勤電車の中で」など、すでに習慣になっている行動とセットにしましょう。

  • 朝のコーヒータイムに前日分を記録
  • 週末の夜にまとめて1週間分を整理
  • 給料日に先月の振り返りをする

レシートの扱い方

レシートは財布に入れっぱなしにせず、帰宅したらすぐ専用の場所に置く習慣をつけましょう。週に1回まとめて記録する人は、曜日ごとにクリップで留めておくと便利です。

自分に合ったツールを選ぶ

家計簿の形式は手書きノート、スマホアプリ、表計算ソフトなどさまざま。自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが継続のカギです。

タイプ別おすすめツール

スマホをよく使う人や外出先で記録したい人にはアプリがぴったり。レシート読み取り機能やクレジットカード連携があれば入力の手間も減ります。

一方で、書くことで記憶に残りやすい人や自由度の高さを求める人には手書きノートが向いています。余白にメモを書いたり、気づきを記録したりできるのが魅力です。

ツール選びのポイント

  1. 毎日触れるものかどうか
  2. 入力や記録が面倒に感じないか
  3. 見返したときに分かりやすいか

完璧を目指さない心構えが大切

家計簿は企業の経理と違って、1円単位で正確である必要はありません。むしろ「だいたい合っている」くらいの気軽さで続けることが重要です。

数字が合わなくても気にしない

レシートをなくしたり金額を忘れたりすることもあります。そんなときは「その他」として大まかな金額を記録するだけで十分。挫折するよりずっとマシです。

記録を飛ばしても大丈夫

1日や2日記録できなくても、そこで諦めずに次の日から再開しましょう。家計簿は継続することに意味があるので、空白があってもOKです。

目的を明確にしてモチベーション維持

「何のために家計簿をつけるのか」を意識することで続けやすくなります。旅行資金を貯める、住宅購入の頭金を作る、老後資金を増やすなど、具体的な目標があるとやる気が続きます。

家計簿>は単なる記録ではなく、お金のバロメーターであり将来の暮らしのナビゲーター。続けることで確実に節約や貯蓄につながっていきます。